Nexus 5 のバッテリー交換をDIYでしました。Nexus 5はサイズ感とまだまだ現役でいけるスペックです。まさかこんなに長く使うとは思いませんでしたが、すっかり愛用機になっています。最近のスマホは強気なお値段ですからね。
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バッテリーの劣化
そのNexus 5、メモリーリークやLollipopという試練がありましたが、さすがに2年以上使うとバッテリーが難ありになってきました。
現象としては、
- ブラウザやカメラなど比較的重いアプリを起動すると落ちる。
- シャットダウンする気がなくても落ちる。
- バッテリーがとにかく持たない。
これらはバッテリーが劣化している可能性があります。そこで、DIYでバッテリー交換をすることにしました。
準備するもの
型番”BL-T9”の交換用バッテリーです。昔はebayやAlliexpressなど海外から取り寄せでしたが、最近はAmazon.co.jpやヤフオクで、OEM品が安価に入手できます。
工具は、プラスチックのヘラセットとY字ドライバー、マイナスドライバー、ヘラ状の金具です。Y字ドライバーは必須です。ヘラや金具は手持ちの道具で転用可能です。
裏蓋を開ける
Nexus 5の電源を落とし、裏蓋を開けます。ツメではめるタイプになっているので、隙間からヘラを入れ、ツメを外していきます。
イヤホンジャックの位置にヘラを充てます。隙間が空いたら、ねじ込みます。ツメを折らないように気をつけて下さい。
コツはツメの位置に来たとき、斜めにテコを効かせる感じで、ツメを外していきます。
一周します。プラスチックのヘラをスライドさせていくと、うまく外れます。
裏蓋が外れました。
裏蓋は右下端がテープ留めになっていますので、この部分は外し難いので気をつけて下さい。
ネジとカバーを外す
ネジは6箇所あります。
Y字ドライバーで外します。ネジは小さいので、箱に入れ、くしゃみで飛ばさないように気をつけます。
カバーを外します。プラスチックのスクレイバーか細身のマイナスドライバーを使います。
カバーが外れました。
コネクターを外す
コネクタは2箇所あります。
右部分を外します。バッテリーと本体とのコネクタです。
左部分を外します。
左のコネクターは交換時には持ち上げます。
バッテリーを外す
バッテリーはテープで留めてあります。硬めの金具か、マイナスドライバーで下部分に充てテコの原理で外します。
バッテリーが外れました。ここはテープを剥がす勢いでやっちゃって下さい。
想像妊娠かと思いきや、かなり症状が進行してます。これは危なかった!メンテは大事ですね。
交換用バッテリーをはめる
いよいよ交換用バッテリーを取り付けます。
本体と接続するとき、長さを調節するため、コネクタ部分は予め折り曲げておきます。旧バッテリーの折り角度を参考にします。
交換用バッテリーをはめます。
左右のコネクタを接続します。
このとき電源を仮入れして、接続を通電確認します。起動したらOKです。電源を落とします。
裏蓋を閉じる
裏蓋を閉じます。ツメをパツンパツンと留めていきます。
一周します。
背面の、”s”の脇位置にQiに必要な突起があります。最後にバチっと留めて完了です。
充電して電源を入れて確認です。バッテリーライフは復活したようです。お疲れ様でした。
バッテリーは想像以上の劣化でした。スマートフォンは充電回数が多くなるので、2年経過を目安に定期交換すべきですね。危ないところでした。