2016年4月20日開催のLINE@カレッジ ~スタートアップ編に行ってきました。
スポンサーリンク
場所は東京渋谷TKPの貸会議室です。うまく出口を降りると駅から数分です。さて、メッセージアプリでデファクト化したLINEですが、LINE@というサービスがあります。
どういったサービスかというと、LINE@アカウントを友だち追加してもらい、LINEのプラットホーム上で、トークやクーポンの配布ができるというものです。BtoC 向けのサービスになります。
導入事例
導入事例として紹介されていた温泉施設ですが、比較的若年層が多いLINEユーザーをターゲットに導入を進めたところ、9764人が友だち追加されました。
館内にQRコードのポスターを掲示して、LINE@のショップカードのポイントがカウントできるようにしたり、友だち登録していただいたお客さんへメッセージを配信して、新聞やチラシといった広告費の節約効果があったそうです。
LINE@の方程式
- お客様に友だち追加してもらう
- お客様に 行動のきっかけを届ける
- お店のファンが増えていく
- ファンになったお客様が新規客を呼ぶ
売上を客数×客単価に分解すると、LINE@は客数にアプローチします。上記の事例だと、LINE@のショップカードを活用して、ポイント制度で来店頻度を高めたり、友だちにメッセージを配信して、紹介ポイントで新規顧客を獲得したり、イベントの案内やクーポンを配布して、再来店を促したりがあります。
友だち数=客数×きづく率×なりたいと思う率
友だち数を増やすには、告知WEB クーポン、ポイントなどでアプローチします。来店者の目に触れるように、館内にLINE@のポスターを掲示したり、クーポンやポイントなどの特典を提供したりです。友だちの母数は、大きい越したことはないですが、限定して、予約やきめ細やかなサービスを提供したりと、差別化するにも適しています。
どう活用するか…
どちらかというと、リアル店舗の向けのサービスのように思えますが、ECやサイト運営で活用する場合、魅力を感じるのは、普段使っているLINEと同じように、1:1のトークができることです。メルカリやアリババ、タオバオといったサイトでは、チャットでやり取りをします。モールのメール機能はやりとりが堅苦しくなりますし、ヤフオクの質問は半分スパム化しています。プラットホームに依存せず、フレンドリーなやり取りするには、LINE@が適しているかなと思います。
まだまだ、よくわからない所があるので、次回また機会があれば参加してみようと思います。