Amazonには、FC(Fulfillment Center)と呼ばれる倉庫があります。Amazonの出品サービスを利用されている方にはお馴染みのFBA、小田原FCの見学に行ってきました。
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小田原FC
場所は、神奈川県の小田原です。大雄山線の井細田駅が最寄り駅になります。東京からだと、ちょっとしたピクニックです。
駅から歩くこと10分くらいで、いきなり見えてきました。amazonです。途中に美味しそうなお豆腐屋さんがあります。
Amazonロジスティクス
2013年に稼働開始した小田原FCは、全国9つあるFCのなかででも、最大規模になります。こうしてみると、首都圏や関西圏の人口密集地に配置されています。
Amazonで購入する理由に、送料や配送を上げる方が多いです。実際、梱包材は無駄がないし、注文から発送までのリードタイムも短いです。このような、発送のバックオフィスを構築するのは、骨が折れます。いいこと尽くめのFBA、では即導入!といく前に、
- どのような環境で保管されているのか?
- 利用者はどのような形態で納品しているのか?
- ピッキングのとき、どのような扱いなのか?
など、いくつか気になることがあります。お客さんに届けるまでの間で、破損や不具合があったときを考えると、作業工程など把握しておく必要があります。
秘密保持に関する覚書
ただし、倉庫内は秘密厳守です。入場する前に、「秘密保持に関する覚書」を提出します。
秘密の範囲内がどこまでかというと、
本秘密情報には、有形または無形の如何を問わず、本取引の検討もしくは本訪問の過程またはその結果において Amazon.co.jp から提供され、または受領者が知り得た Amazon.co.jp の技術、施設、設備、資産、システム、顧客、仕入先、事業計画、販売データ、財務状況その他の合理的に判断して秘密性があるとみなされるすべての情報が含まれます。
とあります。まあ、倉庫内で見聞きしたことは、それは秘密と言われたら、何も言えなくなりますが、Amazonに限らず、しっかりしているところは、どこもそうです。それにしても外資ぽいですね。その他にも、服装はパーカーが駄目、スニーカー履きで、荷物の持ち込みはNG、トイレに行くにも同伴とか色々あります。
お土産はエーワンシール紙
- フリーローケーション管理が圧巻でした。
- ローラースケートでのピッキングはしていなかったです。
- ジェットコースターのようにAmazon箱が倉庫内を駆け巡っていました。
- FCご当地カレーメニューがありました。
- 退出する際には、飛行機搭乗レベルの検査がありました。
年間を通して一定の湿温度で保管されるので、寒暖差での湿気や露の心配はなさそうです。保管に気を使うレア物商品の管理に良いかもしれません。物量は多く、FBA納品時はバーコードスキャンするため、シールはしっかりと貼付したほうが良いです。見学のお土産は、FBA納品の必須アイテム、エーワンのシール紙をいただきました。ありがとうございます。
大したことは書けませんでしたが、大口出品者には時々、お誘いがあります。機会があれば参加してみると、百聞は一見に如かずです。