Amazon FBA マルチチャンネルを検討してみる。

Amazon FBA マルチチャンネルを利用する検討です。

Amazon FBA マルチチャンネルとは

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Amazonフルフィルメントセンターでお預かりしている在庫商品の中から、Amazon以外の販売経路で受注した商品を、Amazonが代行して購入者へお届けするサービスです。

ということで、複数の販路で販売されているAmazon出品者の方には、お馴染みのサービスです。通常のFBA(フルフィルメント by Amazon)が、Amazonでの注文に対応しているのに対して、マルチチャンネルはその名の通り、複数の販路に対し出荷指示を与えることができます。

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納品書や梱包箱なのですが、2013年から無地のダンボールに対応したFC(フルフィルメントセンター)に納品すれば利用可能になっています。無地ダンボールと納品書がカスタムできなければ、お客さんにサイト間転売と誤解を受けます。

Amazon.co.jp ヘルプ: FBAマルチチャネルサービス 無地ダンボールでの出荷対応について : 

気になるお値段

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とても便利なサービスで、さぞお高いのでしょう?と思いきや、リーズナブルとはいかないまでも、検討の価値ありです。全国一律で梱包費用込の値段ですので、標準サイズ(45×35×20cm 9kg未満)は、メール便以上で、普通郵便では厳しく、宅配便を使うものなど、良いかもしれません。送料込みで遠方の発送は送料負担がキツイものなどが向いているといえます。

Amazonが提供するFBAマルチチャネルサービスの料金プラン : 

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ただし、FBAに預けると在庫保管手数料がかかります。10cm×10cm×10cmのキュービック(cubic)という単位で課金されます。おおよそ一ヶ月あたり8.123円です。これは初回納品したときに、キューブスキャンされます。マルチチャンネルにも同様に適用されます。

どんな商材なら

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ざっくりとしたイメージです。小型商品は在庫保管料を気にしなくても良いレベルですが、マットなど嵩張るものは注意です。45000円以上の高額商品の発送代行手数料は、通常のAmazon販売分のFBA利用ではかかりませんが、マルチチャンネルは別立ての料金体系なので課金されます。でないと、世界のAmazon FCが宝石箱になってしまいます。当たり前です。


不利なもの:嵩張る、単価が低い、回転しない
有利なもの:細かい、単価が高い、回転する

毎日のようにちょこちょこ売れて、その都度発送するには、面倒なものがFBA向きといえます。また、柔らかくて、梱包に気を使うものなども良いです。手数料を考えるとある程度の粗利がとれるものでなければ、手数料負けしてしまいます。

最初は少額少量で試してみて、修正しながら取り組んでいくのが良いかなと思います。では、早速納品準備です。